もくじ
夏休みの自由研究,毎年テーマ選びに悩みますよね
夏休みの宿題の中でもっとも頭を悩ませているのって・・・そう,
「自由研究」です!
とりあえずテーマが決まらないことには話になりません(>_<)
「何にしようかなぁ・・」
「これをしてみようと思うんだけど,ちゃんと出来るのかな・・」
親も子も心配が尽きません。
こんな「テーマ選び」の悩みに,強ーい味方があるんですよ♬
ヒントは学校の教科書にあるんです!
意外かもしれませんが,自由研究のヒントって学校の「教科書」に載ってるんです!
やみくもにいろんな研究や観察をするよりも,
その学年に応じた研究・実験の題材やテーマが教科書にはふんだんに書かれています。
例えば,小学4年生の社会科の場合を見ていきましょう。
くらしの安心を支えるために | ゴミの処理と活用法,ペットボトル・空き缶・ビンなどのリサイクル,ゴミを減らすためにできることを考えよう |
私たちの住む都道府県 | 地形図を見てみよう,山や平地の利用について,海のある町について,県の中心はどこにある? |
日本の農業について調べよう | 日本のさまざまなくだものの生産地について調べる |
ざっとこんな感じです。
この中から自分の興味のあるテーマを選んでいけばいいんです。
小学4年生のないようだと,正直あまり面白い題材ではないかもしれませんね。
でも,例えば「自分たちの住んでいる都道府県のことについて,ちょっと詳しく調べていく」
これだけで十分立派な自由研究になるんですよ♬
広島県についてくわしく調べていき,社会科自由研究「優秀賞」を受賞しました
うちの長男が小学4年生の時,
『大好き!広島県』
というタイトルで,広島県の地形・気候・特産品などについてくわしく調べていく,
こんな自由研究をしたんです。
自由研究のテーマに悩んでいたある日,ふと思いついたのが「社会の教科書の内容」だったんです。
「自分たちの住んでいる地域のことなら調べやすいんじゃない?」
そんな感じで調査・研究をスタートさせていきました。
そして,これが社会科自由研究の「優秀賞」を受賞した作品です。
調べた内容はまさに教科書どおり。
◆「広島県」ってどんな県?
◆「広島県」ってどこにあるの?
◆広島県の気候の特徴
◆広島県の特産品
◆広島県のグルメレポート
ざっとこんな感じです。
4年生の社会の教科書を見れば分かりますが,まさにリアルタイムでこんな内容を勉強しているんです。
例えば,小学4年生の段階で「日本の歴史」「政治経済」を研究しても全然問題はないのかもしれませんが,やはりこの年齢では「あまりピンとこない」ような気がするんです。
日本の歴史を勉強する前に,この学年で今もっと知っておかなければならない内容があるような気がして・・。
そもそも,この「教科書の内容に沿ったテーマ選定」を言い出したのは,中学校で社会科教師をしている主人なんです。
学習指導内容に沿った研究が高い評価を受ける
小学校社会科部会が評価する基準の一つとして
「各学年の学習指導内容に沿ったものかどうか?」
が挙げられるんだそうです。
とりあえず興味がある,面白そう!なことを題材に選んで,なかなか思うようにいかず,結局思うように出来なかった・・
自分たちの学年以下の「容易な内容」を選んで,とりあえず義務的に済ませてしまう・・・
こんな結果になるよりは,
●自分たちの年齢に応じた内容をきちんとこなす。
●学校の授業で習った(これから習う)ことを,より深く復習(予習)する。
結果的にこの方がずっとやり易くなるものなんです。
なんとなく面白そう!
よりも
あまり面白くなさそうだけど,大事なことだからちょっと調べてみようか。
ここがポイントのような気がします。
どうせなら一石二鳥をねらってみませんか?
それまであまり小学校の社会科に興味もなく,成績もよくなかった長男。
しかし,この自由研究を頑張って仕上げてからというもの,社会科の成績がグーンとアップしました!
「優秀賞」を受賞したことが分かったのはしばらく先のことなんですが,そのことでますます自信もついてきたようです。
●自由研究のテーマ選定の手間が省ける
●調査や研究の進め方にあまり迷わない
●自分で苦労して調べた内容だから,その教科内容に愛着がわく
●今後の授業に「自由研究」の調査内容が反映し,授業内容が面白くなる
●その結果,成績がアップする
●努力の成果が目に見える形(表彰される)で評価される
学校の教科書をちょっと参考にするだけで,これだけの成果が得られるんです。
まさに一石二鳥じゃないですか♬
どうせ同じ苦労するなら,オイシイとこいただいちゃいましょう❤
子どもだけでするのはちょっと難しいです
でも「自由研究」って子どもの宿題だから,親が手伝ったらいけないんじゃないの?
私もそう思っていました。
そんなことはないんだそうですよ♬
むしろ
「家族でいかに協力して頑張ったか?親子のコミュニケーションはとれているか?」
自由研究の評価ってそこにフォーカスされている,といっても過言じゃないんです。
続きは『自由研究って親が手伝ってもいいの?』でお話ししますね♪
スポンサーリンク