もくじ
中耳炎がなかなか治りません・・
長男(小6)は生後6か月くらいに初めて中耳炎を発症し
以来ずーっと中耳炎で耳鼻科通いが続いています。
先日も風邪をひいて,鼻水が止まらなくなったため受診してきたばかりです。
正確な病名は『滲出性中耳炎』というそうです。
3人兄妹が同じように鼻かぜをひいても,中耳炎にまで発展してしまうのは
毎回長男だけなんです・・。
「また俺だけかよぉ・・」
ってすねてますが(^^;
小4の時にアデノイド切除術も受けました。
同時にチュービングもし5日間の入院となりました。
チューブが鼓膜に入っているうちは何の問題もないんです。
少々風邪をひいても膿も溜まらないし,耳の聞こえも良いし・・でも問題はここからなんです。
鼓膜チューブ留置術の困ったところ
このチューブ,永久に挿入されているものではないんです。
通常5カ月くらい経つと自然に外れてしまいます。
長男の場合も大抵半年で自然に外れてきます。
チューブが外れて鼓膜の穴が完全に塞がったころが問題です。
塞がること自体はむしろいいことなんですが,
そこでまた風邪をひき,鼓膜の奥に貯留液が溜まり,そして中耳炎を繰り返す・・。
かかりつけの先生も首をかしげています。
「大抵の場合,高学年になる頃には中耳炎にもかかりにくくなってくるんだけどねぇ」
本人も嘆いています。
「耳が詰まったような感じがするんだよ。ホントやだ!」
私もどうにかしてやれる方法はないかと,日々考えています。
「生まれつき耳管の働きが悪いんでしょう。でも残念ながら,現在のところ耳管の働きを良くする手術や治療法というものはないんですよ」
と先生はおっしゃっておられました。
根気強く,完治するまで気長に付き合っていくしか方法はない・・と。
中耳炎は治らない?本当にそうなの?
劇的にすぐに治らなくてもいいから,
少しでも治っていく筋道が見えてきたらこんなに嬉しいことはないです。
来週も鼓膜切開・チュービングの予定です。
子どもの中耳炎「鼓膜チューブ留置術」について
これが本当に最後の治療になればいいな・・と
毎回心から願わずにはいられません。