もくじ
低体温の人は病気にかかりやすくなります
あなたの平均体温は何度くらいありますか?
普段生活をしていて,体温計で自分の体温を測るなんてこと自体があまりないんですが,ご自身の健康管理のためにぜひ一度測ってみて下さい。
意外な結果にビックリするかもしれません。
そういう私も最近測った体温がなんと・・・
35.7℃!
もっとあるかと思ってました(36.0℃くらいかな・・・と)
そんなに自覚症状があるわけでもないんですが,確かにちょっと冷え症です。冬はしもやけに悩まされてます。
一般に低体温とは,36.0℃以下の人のことをいうそうです。
35℃台は立派な低体温症ですね。
低体温症になってしまうと,免疫力がとたんに下がり「感染症」「アレルギー疾患」「免疫異常の疾患」などにかかりやすくなることが分かっています。
ちょっと体温が低いくらいなんてことないわ~なんて思ってましたが・・・侮れませんね!
低体温を改善するとインフルエンザにかかりにくくなる!
人間本来の理想体温は36.5℃だそうです。
なぜかというと、体内の酵素が最もよく働く温度が36.5℃だといわれているからなんです。
反対に体温が35℃台になると免疫力が下がり,ガン細胞が活性化すると言われています。
体温が低くなるって実は本当にコワいことなんですね・・
昔に比べて今なぜこんなに低体温の人が増えてきたのか,その答えは現代の恵まれた生活環境にあるといっても過言じゃありません。
●マイカーや交通機関の普及により,歩くことが激減した
●食生活の欧米化に伴う栄養の偏り,脂肪分・糖分の過剰摂取
●飽食による食べ過ぎ
●エアコンの過度の使用による自律神経の乱れ
これらが複雑に絡み合って,現代人の「低体温化」をさらに加速させているんですね。
でも,原因がはっきりしているということは,それを改善する手段もわりと簡単に見つけ出すことができるということです。さっそくその方法をみていきましょう!
一週間に2回,熱めのお風呂に入ってみる
体温を上げるためにお風呂にゆっくり浸かることは非常に効果的です。
できれば少し熱め(42度)くらいのお湯に,10分くらい入っておくのがいいと思います。
熱くてずっと入っていられないわ,なんて場合には時々湯船の外に出て休み休みでも構いません。合計10分お湯に浸かることを目標にしてみましょう。
最初から42度だと少し熱すぎるかもしれませんので,40度,41度からスタートしてみても良いでしょう。出来るだけ時間は長めに入るのが理想的です。
全身浴でも半身浴でもどちらでも構いません。私はどちらかというと全身浴が好きです。
そしてもう一つ忘れてならないのは「入浴前・入浴後の水分補給」
あまり気づかないんですが,入浴中って意外に発汗量が多いんです。40度のお湯に10分浸かるとおよそ500㏄もの水分が失われることもあるとか!
500㏄っていうとペットボトル1本分にも相当しますよね。それだけの水分が体内から出ているということは,それ以上に水分を補給してあげる必要があるということに他なりません。
低体温を改善し,免疫力アップするための入浴法の効果を最大限に引き出すためにも「入浴」「水分補給」は必ずセットにして行うようにしましょう。
子どもと一緒に長く入浴するためには・・?
「入浴するのが良いことだと分かっていても,
子どもと一緒だとそんなに長く入ってられないのよね・・・」
よーく分かります!
子どもと一緒にゆっくり入浴を楽しむ,なんてほぼ不可能に近いです。
私も子どもが生まれてからというもの「カラスの行水」が当たり前になっていました。
ちゃんとお風呂に入ったはずなのに・・「なんか寒い」なんてこともしばしば。
こんな生活を続けていたからでしょうか?知らず知らずのうちに「肩こり」「冷え症」「風邪をひきやすい」これらの症状がひどくなっていったんです。
では,子ども達と出来るだけ長くお風呂に入るためには一体どうすればいいんでしょうか?
☆未就学児・低学年の場合は「しりとりゲーム」「なぞなぞ遊び」「九九を覚える」「歌をうたう」などを入浴中によくしていました。
水鉄砲などのおもちゃでもいいし,うちでは「フーセン遊び」が意外に大うけでした♬
100均で買ってきた普通のフーセンなんですが,普通に空気を入れて膨らませるだけでなく,蛇口から直接水を入れて「水風船」にして遊んだり,膨らませたフーセンの空気を抜いて勢いよく飛ばして遊んだり,子ども達が自分でいろんな工夫をしながら結構長い間遊んでくれたので,これは大成功だったと思います❤
☆高学年にもなると,一緒にお風呂に入ること自体少なくなるんですが,たまーに一緒に入ると意外に嬉しそうなんです。
一緒にいろんな話をしながら長く入浴することも普通にできるんですが,出来るだけ子どもの話をゆっくり聞いてあげるようにしてみて下さい。
「ふんふん,それで~?」「それからどうなったん?」など,たんに聞き流すのではなく,しっかり受け止めながら聞くことがポイントです。
ママと二人だけの狭い空間で,いつもは言えないことでも意外にすんなり話してくれたりするものです。
たまには子どもと二人でゆっくり湯船に浸かり,心身ともにポカポカになることも大切ですよね。
誰でもできる!カンタン・効果的なお風呂で免疫力アップ!
免疫力アップのために他にもいろんな方法があるかと思いますが,忙しくてなかなか時間がとれないと意味がありませんよね。
でも,お風呂ならほとんどの人が毎日入ると思います。
入浴にはただ単に体の汚れを落とすという目的のためだけではなく,他にも計り知れないくらいの効能があるんです。
毎日の入浴を「日常的な儀式」とするのではなく,ご自身や家族の健康作り・親子のコミュニケーションの場として効率的に利用していくことが,ひいては風邪やインフルエンザ予防につながっていくといってもけっして過言ではないと私は思います☆
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