もくじ
もしかしてインフルエンザ？お風呂はどうする？
インフルエンザの初期症状として代表的なものとして
●体がゾクゾクして寒気がする
●ひどい頭痛や肩こりがする
●体中あちこちが痛い！節々が痛む
こんな症状が現れはじめたら・・・インフルエンザの可能性があると考えてよいでしょう。
しかし，暑い時期や子どもが汗をかいている場合，
「体調がイマイチだけど，お風呂に入ってもいいのかな・・？」
と悩むところですよね。
風邪やインフルエンザにかかった時，お風呂やシャワーをためらう理由としてこんなことが挙げられると思います。
◆湯冷めして，体を冷やしてしまうと大変！
◆入浴することによって，体力を消耗してしまうから
◆お風呂のお湯などを介して，ウイルスが他の人に感染してしまうかも・・
結論から言うと
「風邪やインフルエンザの初期症状の段階，つまり高熱が出ていない時であれば，お風呂やシャワーはOK」なんです。
インフルエンザでも入浴はOK ただし注意点があります
お風呂に入って適度に身体を温めることは，ウイルスと闘うために体温をしっかり上げることにもつながり，
なおかつ体中に付着しているホコリやウイルスを綺麗に洗い流してくれるという利点もありますので，ぐったりしているような状態でなければ入浴は差し支えないでしょう。
しかし，注意しなければならないポイントとして
「湯冷めによる急激な温度差を作らない」こと。
そして「体力を消耗しないためにも長く入浴しない」こと。
そしてもっとも重要なことは
「家族などへの感染を防ぐため，できるだけ一番最後に入浴する」ようにしましょう。
どうしても一番最後が難しいようであれば，入浴後はしっかり換気し，タオルなども共用しないことが大切です。
お風呂場や脱衣所，そしてドアノブなどの除菌もきちんと除菌しておきましょう。
特に赤ちゃんのいるご家庭では，おむつ交換の際の除菌に細心の注意を払うことが必要になってきます。
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インフルエンザでもシャンプーはできる？
高熱が出たり，吐き気がしているような状態でなければ，
基本的に入浴もシャンプーもOKです。
お風呂に入ることによって体が清潔になり，気持ちよく体を休めることができるのも事実。
子どもが風邪やインフルエンザにかかった場合でも，入浴できるとママが判断した時は，
脱衣所を温かくする・着替えを手伝ってあげるなどの工夫をしながら，体をサッパリさせてあげましょう。
しかし本人が嫌がる時や，高熱が出てぐったりしているような時は，入浴は控えた方かよいでしょう。
汗をかいて体がベトベトする，髪の毛が汚れて気持ち悪い・・なんて時は
●お湯で濡らした温かいタオルで身体を拭く
●足湯をする
●座浴をする
●水のいらないシャンプーなどを利用する
これらの方法でうまく乗り切りましょう！
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髪と頭皮全体にスプレーして軽くマッサージし、タオルなどでふきとるだけで、簡単・手軽にシャンプーができます。
病気やけがで入浴できない時にぜひおススメします。
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なかでも「足湯」はおススメです。
身体を冷やさないように十分注意しながら，浴室などで足を洗面器につけるだけなんですが，驚くほど身体をポカポカしてきます。
高い熱のある時は体力を消耗してしまうのであまりオススメできませんが，お風呂に入れないけど身体を温めたい時にはぜひお勧めします。
風邪の時でも，工夫次第で気持ちよく入浴しましょう
風邪をひいたらお風呂に入っちゃダメ！
って，子どもの頃よく言われていませんでしたか？
実は風邪をひいた時に入浴やシャワーを控えるのは，世界中で日本だけなんだそうです。
日本以外の外国では「風邪の時こそ入浴して早く治そう」というのが当たり前の考え方なんだそうですよ。
文化の違いって面白いですよね。
私も子どもの頃，「風邪の時はお風呂に入っちゃダメ」と教えられてきたひとりですが，
自分が母親の立場になってからは「風邪の時でもお風呂やシャワーはOK」で今まで生活してきました・・笑
もちろん自分の子ども達にも同じようにしています。
母に怒られてしまいそうなのでナイショですが・・
「ベトベトして気持ち悪いけど，お風呂に入っちゃダメって言われたから・・・」
なーんて無理に我慢するよりも
「思い切って入っちゃえー！」
くらいの勢いで，キレイ・サッパリになった方が，結果的に気持ちよく眠れて治りが早かったような気がします。
子ども達も，湯冷めにだけは十分注意してお風呂に入れてあげたほうが，
心地よい疲れでかえって気持ちよくグッスリ眠ってくれていました。
風邪やインフルエンザにかかって寝ているだけでも，人間って大量に汗をかくし，代謝による老廃物を排出しています。
一日や二日お風呂に入らなくってもそれほど問題じゃありませんが，身体を清潔に保って，気分もスッキリさせるという面において，入浴はとても大切な意味を持っていると思います。
●急激な温度差による湯冷めを防ぐ。濡れた体・髪の毛はすぐ乾かす
●できるだけ短時間でサッと入浴する
●水分補給をこまめにする
●家族への感染を防ぐよう，除菌に気を配る
気分転換にもなる入浴はとても大切な役割を果たしています。
これらのポイントを守って，家族の健康をしっかりと守っていきましょうね☆
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