もくじ
予防接種に行く時間がない!どうしたらいいの?
毎年インフルエンザが流行する季節になると,決まってこんな会話が交わされるようになりませんか?
「ねぇねぇ,インフルエンザの予防接種もう行った?」
「みんな行くの?やっぱり予防接種って,行かなきゃダメ?」
「うちは塾や習い事が忙しくて,子どもを病院に連れて行く時間がなくて困ってるの・・」
どこの家庭でもインフルエンザ対策で頭を悩ませているのは同じなんですが,不思議に共通して言えるのは,
「インフルエンザのワクチン接種が一番の予防策」
って心のどこかで思ってること。
私もずーっとそう思ってきました。
だから結局,会話の締めくくりは,
「どこの小児科が安く予防接種できる?いつ頃受ける?」
なんです。
会話の大前提として「予防接種は受けて当たり前」があったんですよね。
予防接種以外でインフルエンザ対策はある?
うちはもう何年もインフルエンザ予防接種を受けていないんですが,
毎年誰ひとりとして,インフルエンザに感染していないんです。
しかし予防接種との因果関係ははっきりしないので,受ける必要がないとは言い切れません。
おそらく予防接種を受けていた時は,接種したことで安心しきってしまい,
手洗い・うがいなど基本的な対策を怠ってしまったことで,インフルエンザに感染していたのかもしれませんね。
関連記事≫≫インフルエンザ予防接種,今年は受ける?判断に迷ったら読んでみて
では,予防接種を受けなくなってから,具体的にどんな予防策をしているのかというと・・・
◆石けんできちんと手を洗う
◆こまめにうがいをする
◆マスクを着用する
◆お茶を飲む(特に緑茶)
◆便秘にならないように気を付ける(腸内環境を整える)
◆冬場は洗濯物を室内物干しする(湿度を保つ)
◆寝る時間,起きる時間を一定にする(自律神経を正常にする)
特にこれといって変わり映えするものはありませんが,だいたいこんな感じです。
なかでも「石けんできちんと手を洗う」って基本中の基本!
インフルエンザ対策のみならず,RSウイルスなどの予防対策に欠かせない
「手洗い・アルコール消毒について」きちんとおさらいしておきましょう!
≫≫RSウイルスが爆発的に流行中!最も有効な「手洗い・アルコール消毒」とは・・?
腸内環境を整えることで予防効果が期待されます!
インフルエンザなどのウイルスから身体を守るために,予防接種以外で期待されるのが,
「腸内環境を整えて免疫力をアップする」
これがもっとも有効かつ簡単な方法だと考えられます。
「でも,どうやったら腸内環境を整えることができる?免疫力とどう関係があるの?」
人間の身体には免疫だけを担当する器官は存在しません。骨髄・リンパ節・脾臓・血管・腸管などの様々な器官が互いに協力し合ってその役割を果たしています。
そのなかでも,免疫力アップに最も大きな役割を担っているのが,大腸・小腸といった「腸管」なんです。
腸って,単に便を貯めておくだけの場所って思われがちだけど,実は「第二の脳」って言われるほど人間の体内で重要な役割を果たしているところ。
ですから,腸が弱ってくると必然的に身体全体が弱ってくるんです。反対に腸が元気だと身体も心も元気でいられる。腸をいたわることは身体をいたわることに直結するって言っても過言じゃありません。
そして,人間の腸の中にはたくさんの「腸内細菌」といわれる細菌が存在しています。その数なんと100兆個以上ともいわれ,重量は2キロほどもあるんです。
この「腸内細菌」には大きく分けて
●善玉菌(有益菌)
●悪玉菌(有害菌)
●中間菌(日和見菌)
この3種類に分けられ,年齢や食事の内容とともに「悪玉菌(有害菌)」が増加する傾向にあります。
そのため悪玉菌の繁殖を抑え,善玉菌の生育を助ける食品群を口から摂取して補ってあげる必要があるんです。
善玉菌を増やして免疫力をグングン高めるためには?
では,具体的にどうやったら善玉菌を増やすことができるのでしょうか?
【善玉菌を豊富に含む食材を摂取する】
口から摂取して,生きたまま腸まで到達できる善玉菌の代表格といえば「ビフィズス菌」や「ラクトバチルス菌」などが挙げられます。
どちらもヨーグルト・乳酸菌飲料が代表的な食品ですよね。
ただし善玉菌を増やすには,どんなヨーグルトでもいいというわけではなく,選び方にポイントがあります。
それは,
「プロバイオティクスと表記されている」
または,
「生きて腸まで届くと書かれている」
これらをきちんと確認し,購入することを忘れないようにしましょう。
トクホ(特定保健用食品)であれば,効果が科学的に実証済みですので,安心して効果を期待することができますね!
≫≫消費者庁認可「特定保健用食品」ナチュレ恵 ヨーグルト【ビフィズス菌】
≫≫特許を取得した乳酸菌 明治 R-1ヨーグルト ドリンクタイプ
【善玉菌の栄養源となるオリゴ糖や食物繊維などを摂取する】
もともと腸内に存在する善玉菌の生育を助けるために,栄養を与えて増やしていくことも非常に有効な手段です。
特にオリゴ糖や食物繊維は善玉菌のエサとなり,増殖を促す手助けをしてくれます。
オリゴ糖を多く含む食品として,バナナ・大豆・玉ねぎ・ゴボウなどの根菜類が挙げられます。
余すところなくオリゴ糖の効果を実感するには,市販されているトクホの商品を利用するのが一番おススメです。
≫≫30種類以上のビフィズス菌活性化に成功!『カイテキオリゴ』
納豆菌を多く含む食材だとさらに効果的!
健康食品としてもよく知られている「納豆」なんですが,もともとヨーグルトと同じように発酵食品であり,オリゴ糖も非常に多く含まれています。
そのうえ納豆菌には,人間にとって有害な悪玉菌を殺す作用が認められており,腐敗菌の増殖まで抑えてくれる嬉しい働きがあるんです。
また,納豆菌が善玉菌を増やしていき,その効果をより強力なものにしてくれるという,腸内環境改善にとって最強の食品といえるのがこの「納豆」なんですよ。
実はわが家,家族そろって納豆がめちゃくちゃ好きなんです。
朝食には必ず登場する「納豆」
夕食時でも
「ちょっとおかずが少ないわ~」
なんて日には,決まって納豆の出番です!
納豆好きの子ども達ですから,納豆の奪い合いなんてことも・・・笑
私たち家族の健康の秘訣は「納豆」効果が,もしかしたら一番なのかもしれませんね!
予防接種を受けなくても,インフルエンザにかかることなく元気に過ごすためには「腸内環境を整える」ことがもっとも手っ取り早く,かつ有効な手段です。
家計にも優しい納豆効果。ぜひ実感してみませんか?