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ノロウイルス・ロタウイルス対策

ロタウイルスワクチン接種費用はどれくらい?控除や助成は受けられる?

投稿日:2017-09-16 更新日:

もくじ

ロタウイルスワクチンは,接種時期がわずかしかありません

秋から冬にかけて流行する代表的な感染症の一つに「ノロウイルス・ロタウイルス」などの感染性胃腸炎が挙げられます。
あらかじめ流行することが分かっている感染症の場合,予防にはワクチン接種が一番効果的!と思っていますが,本当のところどうなんでしょうか?乳幼児がかかりやすいと言われている「ロタウイルス感染症」の場合,感染した場合の胃腸炎を予防するためのワクチンが現在2種類あります。
そのどちらも接種時期は生後2か月から6カ月の間,つまり生まれてすぐの間に限られます。
いずれも生ワクチンなので,基本的に経口接種です。
ではなぜ,こんなに接種時期が早いうちに設定されているのでしょうか?

●シロップタイプなので月齢が高くなるとワクチンを飲まなくなるから
●6か月以上の乳児に副作用が見られる傾向があるから

この2点がおもな理由として挙げられます。

【副作用について】
ワクチンが開発された当初,ロタウイルスワクチンを接種した乳児に「腸重積症」(腸が折り重なって腸閉塞を起こす病気)という重篤な副作用が多発したことがありました。
詳しい調査の結果,この副作用が見られたのは6か月以上の乳児のみで,それ以下の月齢の低い乳児には見られなかったことが分かったそうです。
この結果を受けて,接種月齢が6か月以下と低く設定されることとなったというのが副作用の詳しいいきさつとされています。

 

ワクチン接種することで重症化を防ぐことは可能です

『ロタウイルスワクチンを接種』=(イコール)『感染や発症を防ぐ』ということではなく,あくまで感染・発症した場合の重症化を防ぐことが最大の目的です。

ロタウイルス自体はとても丈夫であり,感染力も非常に強いため,発展途上国のみならず先進国でもどこでも簡単に流行してしまいます。
多くの型があるので,一度かかってその型に対する免疫抗体は出来ても,何度でも違う型にかかってしまう・・・という非常にやっかいなものなんです。
そして,ロタウイルスはRSウイルスなどと違い「感染するたびに免疫力が強くなっていく」ということがありません。つまり,何度かかっても「ロタウイルスに強くなっていく」ということがないんです。

こういった事実を踏まえていくと,免疫機能が未熟な乳幼児や免疫不全などの基礎疾患がある場合は,接種することで重症化を防ぐことができると考えられます。
ロタウイルスワクチン接種を考えておくことがベストと言えるでしょう。

 

接種費用は1回当たり1万円前後。2~3回接種が基本です

ロタウイルスワクチンには現在2種類あります。

◆ロタリックス・・・2回接種。1回当たり12,000円程度
◆ロタテック・・・・3回接種。1回当たり8,000円程度

どちらがいいのかは,接種スケジュールなどど照らし合わせた上,かかりつけの医師と相談してください。
赤ちゃんの場合,接種した後もし吐いてしまっても大丈夫!無料で再接種が可能ですので,早急に小児科医師にご相談くださいね。費用も高額であることから,接種率がそれほど高くないのも事実。現在のところ接種率は約45%前後といわれています。

しかし,接種しておくことによって乳幼児が感染した場合のリスクをある程度回避できるのは事実です。
ロタウイルスに感染して脱水症状になっても,小さな赤ちゃんはママに言葉で訴えることは出来ませんよね。
「気がついたら,いつの間にかぐったりしてて・・」
では遅いんです。脱水症状が進行して悪化している可能性があります。
ロタウイルス感染症にかかって重症化する割合そのものはそんなに高くはありませんが,だからといって,わが子が重症化しないという保証はありません。
生後2ヶ月から6ヶ月までしか受けられない貴重なワクチン接種ですので,接種スケジュールが合えばぜひご検討されることをお勧めします。

 

医療費控除の対象外です。ただし助成金の可能性はあり!

毎年の確定申告の際にに申告する「医療費控除」
予防のためのワクチン接種は医療費控除の対象になるんでしょうか?

残念ながら予防接種は「医療費控除の対象として認められない」んです。

医療費とは,あくまで病気を治療するためにかかった医療費のことを指すものであり
「かかるかもしれないから,予防のために・・・」では医療費として認められていないのが現状です。美容整形や歯のホワイトニングなどと同じですね。

ただし,ワクチン接種しておかないと家族の誰かが感染症にかかった場合「命の危険にさらされるかもしれない」など,特例として医療費として認められるケースもあります。
いずれも医師の判断に基づくことが前提です。基本的には認められていないと解釈しておいた方がよいでしょう。

しかしながら,小児ワクチンの公費助成については,地域によって受けられる可能性が十分にあります!

ロタウイルスやおたふくかぜ,そしてB型肝炎などのワクチンの接種って,
「接種スケジュールがどうのこうの・・」という前に
「とりあえず高くて受けられない!」というのが本音ではないでしょうか?

子どもが複数いるご家庭ならなおさらです。100%予防できるという保証でもあれば別ですが,そういった意味合いのものでもないですよね。

「任意のワクチン接種を受けたいんだけど,自分の住んでいる地域は公費助成の対象になるのか?」

これはぜひとも調べてみる価値ありです!

≫≫小児ワクチンの全国助成情報

こんな便利なサイトもありますので,ぜひご参考にされてみてはいかがでしょうか。


関連記事≫≫ノロウイルス・ロタウイルスの違いって?見分け方はある?

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