長男と次男が所属しているミニバスケットボールクラブで
先日「卒団式」が執り行われました。
「卒団式」とは…?
学校で言う「卒業式」と同じで,
「団(クラブチーム)」を巣立つ,ということですね。
うちの長男・次男はあとそれぞれ1年,3年ほど在団しますので
今回は在団生として,卒団生を送り出してきました。
クラブチームといえど,活動のボリュームは本当にすごいんです!
基本は平日週2日の練習なんですが,それはあくまで建前。
土日祝もみっちり練習が詰まっています。
土日まるまる試合・遠征なんてこともしばしば・・。
親はたまったもんじゃありません(苦笑)
子ども達がこの仲間たちと一緒にいる時間は
学校生活よりはるか~に長いです。
その分ケンカやもめごとも絶えませんが,
必然的につながりは深くなっていきます。
苦しいことも,辛いことも,嬉しいことも,楽しいことも
いーっぱい経験させてもらえる場所なんですよね。
普段何気なく生活しているだけだと
もめ事もないし,悩み事もないし,ケガもないし,お金もかからないし・・
いいことずくめのことのように感じられますが,
それが本当に幸せなことなのかどうか・・ということなんでしょう。
そんなつながりの深ーいチームだったからこそ,
卒団式は涙・涙の連続でした。
子どもは案外ケロッとしているんですが,
親,特に母親の思いは本当にあふれんばかりでした。
「辞めたい・・・」
って何度悩んだことか。
それでも歯を食いしばってここまで頑張ってこれたのは
支えてくれる仲間や親,厳しくも愛情あふれる思いで指導してくれる大人たちが
いたからこそ!
そんな思いが走馬灯のごとくよみがえってきたんでしょう。
涙で送辞が読めない保護者が続出していました。
そんな姿を見て,送り出す側も思わず胸が熱くなってきました。
「卒業式よりも感動したかも」
なーんて言葉もチラホラ(^^;
中学生・高校生になっても,ここで流した涙は決して無駄にはならないと思います。
子ども達が親に感謝する気持ちも,少しは培われてきたんではないでしょうか?
出会いがあれば必ず別れはやってきます。
別れは本当に淋しいですが,別れがないと人は成長していきませんし,
そして,別れの後には必ず新しい出会いがあります。
「今度はどんな人達と出会うんだろう?」
そんなワクワクする気持ちをずっと持ち続けて
これからも人生を楽しんでいきたいですね♬